肌の透明感を取り戻そう! 「3つの方法」とは?
「肌がもともと白くないから、透明感とは無縁……」
そんな風には考えていませんか?
しかし、その考え方は間違いです。
「肌の色次第で透明感が得られない」ということはありません。
肌の透明感は、肌の表面と真皮と呼ばれる肌の内部でキレイに光を反射することで生まれます。肌荒れや血行不良など起こっていると、光をキレイに反射することができなくなり、くすんだ印象の肌となってしまうのです。
反射を阻む原因を知り、きちんと対策を練ることが必要です。
血行状態も肌の透明感を左右する!
ちゃんの肌は、バラ色で赤みがあり透明感がありますよね。一方で、透明感のない肌はくすみがちで顔色も冴えません。血行不良になると体の隅々まで十分な栄養が運ばれないため、肌の生まれ変わりであるターンオーバーも乱れがちになってしまいます。肌の透明感を手に入れるには、血行を改善することが欠かせません。
血行不良の原因となるのは、冷えや睡眠不足、運動不足などさまざまなものがあります。このような血行不良は、しっかりと湯船に浸かることが重要です。水圧により血液の循環が促されると言われています。またしっかり温まることで、冷えを予防してくれることでしょう。
さらに、バススタイム後に、マッサージなどで血流を促すことが大切です。ポイントは強すぎる力で行わないことです。
口角に左右それぞれの薬指を当てて、優しく引き上げるだけのマッサージでも毎日行うと違いは現れますよ。
古い角質が取り除かれないと、肌の透明感は失われる
加齢による肌のターンオーバーの乱れなどで、古い角質が正常に排出されず肌に蓄積されると、肌の透明感が失われてしまいます。さらに肌のターンオーバーが乱れると、メラニン色素などが沈着しやすくなるので、シミもできやすくなってしまいます。
これらを防ぐためにも、十分な睡眠を摂ったり、栄養バランスの良い食生活を心がけたりして、肌のターンオーバーを正常にすることが重要です。
さらに、ピーリングやスクラブ洗顔を行い、通常の洗顔だけでは落とせない不要な角質を取り除くことも重要です。
ただし、スクラブ洗顔は注意が必要です。ザラザラとした感覚を好む方もいますが、正しい洗顔方法としては、泡立てネットなどを使って、泡を作り優しく洗うことです。週に1〜2回の目安で行ってください。
また、スクラブ剤が毛穴に残らないように、すすぎは洗顔時以上に時間をかけて行いましょう。そして水分を取るときは、タオルに水分を移すように優しく肌にのせます。
洗顔後の【十分な保湿ケア】が透明感のカギとなる!
肌に透明感がないように見える方は、肌の水分量が約25%以下といわれています。肌に透明感があるように見せるには、最低でも40%は欲しいところです。女性の理想の肌といわれる赤ちゃんの肌の水分量は60%以上という報告もあります。
通常のスキンケアで十分な水分を与えられていない場合は、ローションパックをオススメします。
■ローションパック方法
1. ティッシュやコットン、キッチンペーパータオル、パック用のシートなどを用意します。用意した①を水で濡らし、軽く絞ります。
2. ポタポタ垂れない程度に化粧水を、1に浸み込ませます。
3. 顔に乗せて3分待ちます。
4. 顔から外し、残った化粧水は手で肌の奥に浸透させるように優しくプレスします。
5. クリームでフタをします。
肌の透明感を手に入れるには、まず一週間続けてみてください。
ポイントを押さえたケアで透明感あふれる肌へと近づきましょう!