老けて見える? 下まぶたのシワの原因&解消ケア方法
いつの間にかできて、老けた印象を与えてしまうのが「下まぶたのシワ」です。「消したくても、どんなケアをして良いか分からない……」という人も多いのではないでしょうか。そこで、下まぶたにシワができてしまう原因と、おすすめのケア方法をご紹介します!
下まぶたのシワの原因
≪乾燥≫
皮膚が乾燥すると角質層のキメが乱れて隙間ができ、乾燥ジワとなってしまいます。特に目の周りの皮膚は薄くてやわらかく、乾燥のダメージを受けやすい部分です。さらに表情の変化やまばたきで皮膚の収縮が激しいため、より一層乾燥によるシワができやすくなります。
≪紫外線≫
紫外線のひとつであるUVBは肌の表面を傷つけ、炎症や乾燥を引き起こしてシワの原因となります。そしてもうひとつのUVAは肌の真皮層にまでダメージを与えて、肌のコラーゲンやエラスチンを変形させます。その結果、皮膚のたるみや保湿機能の低下によってシワができてしまいます。
≪血行不良≫
血行不良になると新陳代謝が悪くなり、肌のターンオーバーが上手くいかなくなります。すると肌の角質層のキメが乱れて、シワができやすくなります。なお、目元の血行不良は、疲れ目や眼精疲労、肩こりなどでも発生します。デスクワークをしている方、身体が冷えやすい方は要注意と言えるでしょう。
≪摩擦≫
目元の皮膚は薄くてやわらかく、摩擦にとても敏感です。しかし私たちは日々、アイメイクとクレンジングを繰り返して目元に刺激を与えています。その結果、肌の防御反応が働き、ターンオーバーの異常からシワの原因となってしまうのです。
下まぶたに適したスキンケアとは
下まぶたの皮膚は非常に乾燥しやすくなっています。乾燥によるシワを防ぐために、保湿力の優れた成分が配合されているアイクリームを使いましょう。ただし、目元の皮膚はとてもデリケートなので、塗る時に決してこすらないこと。中指を使い、目尻から目頭へ向かって優しく塗りこみましょう。
下まぶたのシワを防ぐツボ押しマッサージ
目の周りにはたくさんのツボがあります。このツボを押すことで血行が促進され、シワやたるみ解消につながります。それぞれ5回ほど、肌をこすらないように優しく繰り返しましょう。アイクリームを塗ってから行うと、肌への摩擦や刺激を抑えることができますよ。
≪晴明(せいめい)≫
晴明は、目頭ではなく目頭の少し上にあります。
親指と人差し指を置き、鼻に向かって垂直に押します。
≪攅竹(さんちく)≫
まゆ毛の端の凹みにあります。
鼻をかむときのように、人差し指を両方の攅竹の上に置きます。内側の斜め上方向へと押します。
≪太陽(たいよう)≫
太陽は眉尻と髪の生え際の間、こめかみにあります。
人差し指で、気持ちいいと思える程度にグーッと押しましょう。
デリケートな下まぶたは、優しくケアするのがポイントです。
夜にリラックスしながらケアしてあげてくださいね!