美コラム

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乾燥大敵!デリケートな〝くちびる〟

乾燥の季節はピリっと唇が切れたり、カサカサっ、シワシワっと皮膚が荒れ模様になることはありませんか。
肌がキレイでも唇がカサカサ、くすみがちだとお顔全体の印象もマイナスに。。。
肌と一緒で唇も保湿が大切です。潤いとキメの整ったぷるっとした美しい唇を目指して、唇のしくみとケア方法を確認していきたいと思います。

唇の役割

唇は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。そもそもどんな役割をしているのでしょうか。

・食事の時に口の中のものがこぼれないようにする。 
・熱いものや冷たいものなど温度を敏感に感じ取る。 
・食べ物を噛みやすいようにサポートする。
・ストローで飲む時にしっかりと挟み飲み物を吸い込む。
・発声の時に働く。 
・顔の表情を作り喜怒哀楽を表現する。
など、たくさんの役目を果たしてくれています。

唇の特徴

唇は、体を覆う皮膚とは少し違い「皮膚粘膜移行部」と言い、厚みは0.6mmと非常に薄く、敏感な箇所になります。どんな皮膚構造になっているか確認していきましょう。


①皮脂腺・汗腺がない
(肌の潤いを保つために必要な皮脂膜が作れません。)
②天然保湿因子(NMF)が少ない
(乾燥しやすいうえにバリア機能も弱い。)
③メラノサイトがほとんどない
(体毛もないため、紫外線の影響を受けやすい)
④角質層が極めて薄く、ターンオーバーが速い
(肌の皮膚と比べて約3~4倍速く、およそ7~10日で全て入れ替わり、デリケートで荒れやすい一方で、傷めても修復が早い)

唇の色

唇は他の皮膚よりもとても薄く、デリケートだということがわかりましたが、なぜ赤いのでしょうか。
その理由は角層が非常に薄いがために、唇の表皮の下にある多くの毛細血管が透けて見えるからです。そのため血液の状態がそのまま唇の色に表れ、健康状態によっては唇の色が変化します。

真っ赤な唇
発熱。体温が上昇し脱水症状によりヘモグロビンが増えた状態。

白い唇
貧血状態。体力が落ちている時に白っぽくなりやすい。

青っぽい唇
血流が悪く、冷えている時に起こる。血液中の酸素不足によるチアノーゼ。

黒っぽい唇
メラニン色素の沈着。乾燥や摩擦、たばこなどにより刺激が続くと色素が沈着する。

 

以上のように唇の色は健康のバロメータでもあるのです。

唇のトラブル

さらに、唇はデリケートがゆえ、トラブルが起こりやすい部位になります。

・口角炎
唇の際(口角)の皮膚および粘膜に、キズやただれが生じるものです。乾燥によって口を大きく開けた際に切れたり、睡眠不足や食生活の乱れ等でビタミンB2、B6が不足しても症状が出ることがあります。 

・口唇炎
一般的に言う唇の荒れ。かさかさ、ピリピリ、皮がめくれるなど冬場によくみられるトラブル。食べ物の刺激や何度もなめてしまう習慣、義歯が合わずにこすれるなどの原因が。口紅やリップなどが合わず、発症することも。

・口唇ヘルペス
風邪、疲れ、ストレス、生理前など、免疫力が落ちている時に、唇やその周辺に小さな水ぶくれができ、ピリピリとした痛みを生じます。直接的な接触のキス、タオル、食器などの間接的接触でも感染します。ピリピリ・チクチクを感じたらすぐに病院にいきましょう。

 

唇のケア

では唇をトラブルから守るにはどうしたらよいでしょうか。

①乾燥させない→セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など、保湿成分がたっぷり配合されたものを使用。
②刺激を与えない→唇を舐める、噛む、指で触れる、辛いものを食べ過ぎるNG! メイクやマスクの摩擦刺激も×
③UVケア→UVカット効果のあるリップクリームやバームを使用するとGood!
④ホルモンバランスを整える→質の良い睡眠や運動でストレスをためないよう心がけ、セラミドなどの天然保湿因子(NMF)を正常に生成させる。
⑤免疫を高める→皮膚や粘膜を健康にするビタミンB2を多く含むレバーやほうれん草、卵、納豆などを積極的に摂ることも、体の内側からのケアとしておすすめ。

冬は特に乾燥するので、とにかく保湿が大事です。リップクリームをこまめに塗って、唇にうるおいを与えながら水分蒸発を防ぎましょう!

リップを使い分けよう

世の中に種類も豊富に存在するリップクリーム。実は大きく3つの種類に分けられています。

【化粧品】
いわゆるおしゃれ用リップ。保湿成分がメインに配合されています。色付きなど、様々なタイプがあり、唇の保湿と紫外線対策におすすめ。

【医薬部外品】
唇の荒れを“予防する”目的でつくられています。唇が荒れていないとき、もしくは唇の荒れがひどくないときに使用します。パッケージに”薬用”と記載されていることが多いです。

【医薬品】
唇の荒れを治療する目的のもの。唇の炎症や荒れを治すのに有効な成分が入っています。

症状がない場合の使用は推奨されていません。

(リップクリームの使用期限は、一般的には未開封で3年程度。開封後リップクリームを使用した場合、唇に潜んでいる細菌がリップクリームに移ります。長期間使っていないリップクリームを口に塗ると、リップクリームに付着した雑菌が口の中に入る可能性があります。使い始めて半年以上経ったリップクリームは使用を控え、雑菌が口の中に入るのを防ぎましょう。)

唇の状態に合わせて使い分けできるとよりキレイで健康な唇を保つことができることがわかりました。
デリケートで顔の印象を左右する大事な唇だからこそ、こまめな保湿とやさしく丁寧なケアを心がけたいものです。 カサカサからぷるぷるへ。魅力的なリップを目指しませんか。

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