放っておくとこわいたるみ毛穴!その原因と対策とは?
ふと鏡を見て、毛穴が気になり年齢を実感する……そんな経験ありませんか?
頬の毛穴が帯状に広がってしまうたるみ毛穴、年齢のせいとあきらめてはいけません。
日々のしっかりとしたケアによって改善することができます。
ここではたるみ毛穴が起こってしまうその原因と対策方法をお話しします。
そもそも「たるみ毛穴」って?
たるみ毛穴とは、開いた毛穴と頬のたるみが合わさってしまっている状態のことです。
毛穴の「開き」や「詰まり」と混同されがちですが、それぞれに原因や解消方法は異なるため見極めが必要です。
特に間違えやすい「毛穴の開き」との見分け方は毛穴の開き方にあり、通常の毛穴は丸く広がっていますが、たるみ毛穴では幅広く楕円形に広がっています。
なぜたるみ毛穴になってしまうのか
いったいなぜたるみ毛穴になってしまうのでしょうか?
その原因は加齢によるコラーゲンの減少にあります。
肌の奥深くには肌のハリや弾力を支えている真皮層と呼ばれる組織があり、この真皮層は主にコラーゲンやヒアルロン酸などで構成されています。
加齢によってコラーゲンやヒアルロン酸が減少すると真皮層が緩み、弾力性や保水性が低下します。
それによって肌表面がハリを失ってたるみ、毛穴も引っ張られて広がってしまうのです。
このたるみ毛穴、放っておくと進行し、毛穴と毛穴が細いシワで繋がって見えるような状態になってしまいます。
お家で出来るたるみ毛穴対策
年齢と共にコラーゲンが減少し肌がたるんできてしまうのは仕方のないことかもしれませんが、年齢に負けず美しい肌を保ちたいですよね。
しかし、直接コラーゲンを摂取してもすぐに吸収分解されてしまうためほとんど効果はありません。
そこでビタミン誘導体成分の配合された美容液を使用し、真皮層でのコラーゲンの形成をサポートしてあげましょう。
また、肉などのタンパク質が豊富な食材と緑黄色野菜を同時に食べることでコラーゲンの原料であるアミノ酸とビタミンを摂取することも有効です。
スキンケアと食事でコラーゲンを増加させるのと同時に、開いてしまった毛穴をケアすることも重要なポイントとなります。
頬の毛穴が開いてしまう一番の原因は乾燥です。
肌が乾燥しているとそれを補うために過剰に皮脂を分泌してしまい、それが毛穴の開きの原因となります。
しっかりと保湿をすることで皮脂の分泌が抑えられると同時に、肌のキメを整えて毛穴が目立たないようにしてくれます。
年々気になっていく肌の老化ですが、年齢だからとあきらめてしまわず、洗顔後のスキンケアの徹底や食生活の見直しなどの日々の努力を続け、毛穴の目立たないハリのある肌を目指しましょう。