夏の頭皮ケア、ヘアケア
今年の夏は平年になく不安定な日々が続いていますね。
気温も湿度も高く、汗をかいたり皮脂で肌がべたついたりといった影響を感じることも多いのではないでしょうか。
そんな今の季節に必要な頭皮ケアのお話です。
その前に皮脂についてのお話を…
皮脂は皮脂腺から分泌させる油溶性の成分からなるものです。
汗や湿気などと混ざり合い皮脂膜という、人が生まれつき持っている 天然の保護膜 を作っています。
足の裏、手のひらを除く身体の表面に存在し、肌表面になめらかさや潤いを与え、外界の刺激から皮膚を守っています。ただし皮脂を分泌する皮脂腺は頭皮にあるものが一番大きく、たくさんの皮脂が分泌されます。分泌される量が少なすぎると頭皮が乾燥し、多すぎると毛穴が詰まりやすくなります。
すると、フケを生じさせたり、頭皮がべたついたり頭皮のトラブルとなってしまいます。
特にこの季節には皮脂量が増えてべたつくことが多いかと思います。毎日のシャンプーが重要です!
のコラムで紹介したコツでしっかりケアをしましょう。
シャンプーの後、皮脂量は6~24時間で元の量に戻ります。
べたつきやすい場合にはシャンプーの回数を増やしたり、マッサージを念入りにしたり、乾燥しやすい場合には、」アミノ酸系や薬用シャンプーノンシリコン、天然成分配合シャンプーなどの刺激の少ないシャンプー剤を使用するようにしてみてください。
まだしばらくは暑い日々が続くようです。
この時期にうけた頭皮のダメージは2か月~3か月後の秋に表面化して来る。と言われています。今の時期のケアが秋の頭皮や髪の毛に影響しますのでしっかりと頭皮ケア・ヘアケアをしていきましょう。